高度経済成長期に構築された様々な土木構造物は大量のストックを抱え、40年以上を経過した現在、施設及び設備の老朽化が深刻な問題となり、土木事業は造る時代から維持管理の時代に移っています。
このように、維持管理費・改築更新費・耐震対策費等が増大していく一方、人口減少や少子高齢化に伴い、今後、地方財政における公共事業の予算は一層逼迫すると予想されます。
このため、これからの土木事業は今まで以上に地方財政を考慮し、計画的かつ効率的に事業を行っていかなければなりません。

当社は平成24年に創設して以来、「自然と共に生きる」をコンセプトに、主に下水道設計の分野で、関西圏を中心に土木コンサルタント業務を行ってまいりました。
　これからも、土木コンサルタントとして、これらの問題に的確に対応していくとともに、都市の形態、ストックの整備状況等、それぞれの地域の実状を把握し、「将来のありかた」「自然との共存」を十分に考慮したうえで土木事業に貢献していきたいと思っています。

城水 龍一郎